RPA関連用語集

RPA関連用語集

RPA(Power Automate Desktop)を利用していく上で必要となる専門用語を紹介するページです。RPAに直接関係する用語に限らず、各アクションの対象となるようなIT関連用語を解説していきます。

あ行

圧縮

データを決まった計算方法で加工し、内容を損なわずに容量を小さくすること。

アプリケーション

OS以外のソフトウェア。

アルゴリズム

計算手法や処理手順。

暗号化

暗号カギと暗号化アルゴリズムを使って、元のデータを変更し、通信相手以外にデータの内容をわからなくようにする方法。

暗号キー(鍵)

暗号化するときに個別に付加される条件。暗号化アルゴリズムのみだと解読されてしまう可能性が高く、このキーによって解読困難にする。

エクスプローラ

Windowsでファイルやフォルダの操作を行うためのソフトウェア。

エスケープシーケンス

画面上に文字を出すときに、文字そのものを出力するのではなく、特別な制御を行う文字列のこと。「\n(改行)」「\t(タブ)」など。

エンコード

データを他の形式に変換すること。

か行

解像度

1インチ(25.4mm)の中にピクセルが何個含まれているかを表すもの。単位は「dpi」。

鍵配送問題

共通鍵暗号化方式において、暗号化通信を行うのに、あらかじめ通信相手に鍵を送る必要があるが、その鍵を送るときに共通鍵で暗号化することができないという問題。

拡張子

ファイルの種類を区別するためのもの。「.csv」「.txt」「.png」など。

環境変数

OSで使うことのできる変数。

共通鍵暗号方式

暗号化と復号に同じ鍵を利用している暗号化方式。公開鍵暗号方式より早く通信が行える反面、鍵配送問題がある。

クエリ

データベースの検索や更新のために送信する、一定の形式で表現された文字。

クッキー

Webサイトを閲覧した時に、入力したデータや利用環境などの情報を保存するためのファイル。

クライアント

サービスや機能を利用するコンピュータ。

クラウド型RPA

インターネット上で動作するRPA。

クリップボード

テキストや画像をコピーした時に保存される一時的な保存領域。

公開鍵暗号方式

公開鍵と秘密鍵を使って暗号化通信をする方式。鍵の配送問題が解決できる反面、通信に時間がかかる。

さ行

サーバ

サービスや機能を提供するコンピュータ。

サーバ型RPA

サーバ内で動作するRPA。業務を横断的に管理ができる反面、コストが高い傾向にある。

サーバキャッシュ

サーバが提供するデータの複製を保存し、サーバに代わって応答するサーバのこと。閲覧者側に送信されたコンテンツを複製しておくことで、次に同じコンテンツが要求された時に即座に提供することができる。

情報通信白書

総務省が毎年発行している情報通信関連分野に関する文書。

シナリオ

RPAに実行させる処理の流れ。

スクリーンセーバー

一定時間パソコンを操作していないときに、絵や映像を表示する機能。

スクリプト

コンパイルが自動的に行われ、意識して行う必要がないプログラムのこと。

ストレージ

データを長期間保存しておくための補助記憶装置。

正規表現

いくつかの文字列をひとつの形式で表現するための記述方法。

セッション

通信の開始から終了までの一連の流れ。

絶対パス

フルパス。一番上位の階層からパスを記述する方法。(C:やhttps:など)

相対パス

現在一から相対的にパスを記述する方法。

ソフトウェア

コンピュータに対して命令を出すプログラム。

た行

ターミナル

端末。コンピュータに対して入出力や通信をするための機器。

ターミナルエミュレータ

端末として動作するソフトウェアのこと。「Tera Term」など。

チェックボックス

オン・オフの状態を切り替えて選択するUI。

データベース

たくさんのデータが集まったもの。

テキストデータ

コンピュータの画面に表示可能な人間に理解可能な文字データ。

デコード

一定時間パソコンを操作していないときに、絵や映像を表示する機能。

デスクトップ

パソコンを起動したときに表示される画面。

デスクトップ型RPA

個々人のパソコン内で動作するRPA。

ドロップダウンリスト

クリックすると、選択肢が出てくるリスト型のUI。

な行

ノーコード

コードを書かずにアプリケーションを開発する手法。

は行

ハードウェア

コンピュータを物理的に構成する機械。

バイナリーデータ

テキストデータ以外のデータ。コンピュータが直接処理することができるデータ。

パス

ファイルやフォルダの置いてある場所を示す情報。

働き方改革

働く人々が多様で柔軟な働き方を自ら選択できるようにするための改革。

ハッシュ化

決まった計算手順で元のデータを不可逆な文字列に置き換えること。

ハッシュ関数

ハッシュ化するためにアルゴリズム。

ハッシュ値

データから決まった計算手順で生み出される不規則な文字列。

不可逆性

元に戻すことができない一方向の性質。

ブラウザ

Chorme、Edge、Firefoxなどに代表されるWebサイトを閲覧するためのソフトウェア。

復号

暗号化や圧縮されたデータから、元データを復元すること。

フロー

シナリオのこと。

プログラム

コンピュータに命令すること。

プロセス

実行中のプログラムのこと。

プロトコル

データをやりとりするための決まり。

ポート番号

ネットワークとパソコンを接続するときにプログラムを識別するための番号。

ま行

マークアップ言語

タグと言われる要素を使い、文章とその文章同士の論理的な構造や就職情報を合わせて記述するための言語。

マウスポインター

画面上で位置を指し示すためにある記号。マウスカーソル。

マクロ

複数の操作をまとめて呼び出せるようにする機能。

や行

ユーザーインタフェース

ユーザとサービスとを結ぶすべての接点のこと。画面上のボタンからマウスやキーボードなどのハードウェアまで含まれる。

ら行

ラジオボタン

複数の選択肢から1つ選択するときに利用されるUI。

ローコード

少ないコードでアプリケーションを開発する手法。

わ行

ワークステーション

性能の高いパソコン。ただし、Power Automate Desktopでは一般的なパソコンと同じ意味で用いられているように見受けられる。

アルファベット

AES

共通鍵暗号化方式による暗号化方法のひとつ。

AI

人工知能。人間の知的ふるまいを、ソフトウェアを用いて人工的に再現したもの。

API

ソフトウェアやプログラムをつなぐインターフェースのこと。

AWS

Amazonによる、インターネットを経由してサーバやストレージ、データベースやソフトウェアなどを提供するサービス。

Azure

Microsoftによる、インターネットを経由してサーバやストレージ、データベースやソフトウェアなどを提供するサービス。

Base64

すべてのデータをアルファベットと数字、一部の記号を合わせた64文字の変換するエンコード方式。

BizRobo!

RPAテクノロジーズが提供するRPAツール。

CMD

コマンドのこと。コンピュータに対する命令。

CUI

キャラクター・ユーザー・インタフェース。マウスを使わずキーボードだけで操作を行う。

DB

データベースのこと。

DBMS

データベース管理システム。コンピュータ上のデータベースの整理やデータの検索、更新、共有などを行うソフトウェア。

Decode

デコードを参照。

DOSコマンド

ファイルやフォルダの操作を行ったりできるコマンド。

EC2

AWSが提供する仮想サーバ構築サービス。

Encode

エンコードを参照。

Exchange

Microsoftが提供するメール送受信を行うためのサーバ用ソフト。

FTP

ファイル転送を行うための通信プロトコル。

HTTP

Webサイトとやりとりする際の通信プロトコル。

IMAP

メールの受信用プロトコル。サーバ上でメール管理を行う。

IPアドレス

ネットワーク上でコンピュータを識別するための固有のアドレス。グローバルIPアドレスは全世界で一意になるように割り当てられている。

IPA

独立行政法人 情報処理推進機構。

JavaScript

プログラミング言語のひとつ。フロントエンドからバックエンドに渡る様々な場面で利用されている人気の言語。

JSON

データの記述形式のひとつ。キーとバリューからなるJavaScriptのオブジェクト記述方法で書くことができる。

MACアドレス

ネットワーク機器に付属する番号。基本的には全世界で一意になるように割り当てられている。

OCR

手書きや印刷された文字を読み取り、コンピュータで利用可能な文字コードに変換する技術。

OS

コンピュータを動かすためのソフトウェア。

Outlook

Microsoft製のメールソフト。

Power Automate

Microsoft製のクラウド型RPAツール

Power Automate Desktop

Microsoft製のデスクトップ型RPAツール

PowerShell

Microsoftが開発したスクリプト言語もしくはCUIのことを指す。「コマンドプロンプト」に替わるものとしてWindows10 から標準搭載されている。

Pop

メールの受信用プロトコル。端末上でメール管理を行う。

Python

プログラミング言語のひとつ。ライブラリが充実していてAI開発などで注目されている人気の言語。

REST

Webサービスの設計モデル。SOAPに比べて柔軟な実装が可能。

RPA

パソコン上の業務をロボットで自動化させる技術。

RSA

公開鍵暗号方式によって暗号化する方式のひとつ。

SHA-2

SHA-1の後継規格。SHA256、SHA512などの総称。

SHA-256

ハッシュ関数のひとつ。256ビットのハッシュ値を生成する。

SHA-512

ハッシュ関数のひとつ。512ビットのハッシュ値を生成する。

SMTP

メールの送信用プロトコル。

SOAP

XMLベースの通信プロトコル。RESTに比べて厳格な分、安全性も高い。

SQL

DBMS上でデータやデータベースを制御するための言語。

SSH

遠隔コンピュータと通信するためのプロトコル。ネットワーク上の通信がすべて暗号化されている。

SSL/TLS

インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組み。

UiPath

RPA製品をグローバル展開する企業またはそのサービスの名前。

VBA

Office製品に含まれるアプリケーションソフトの拡張機能で、プログラミングを記述して処理の自動化などを行うようにできるようにしたもの。

WinActor

NTTグループが提供しているRPAツール。

XML

マークアップ言語のひとつ。データのやりとりをするために利用される。

XPath

ツリー構造になっているXML/HTMLから要素や属性値を指定するための構文。

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執筆者プロフィール

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伊藤 丈裕

(株)サムテックのシステムエンジニア。応用情報技術者資格保有。
27歳の時、営業から完全未経験で転職。開発とWebマーケティングを担当。得意言語はJavaとJavaScript。

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